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贈ることば 小川静枝

 

 
 日本とアメリカ合衆国の共同制作により、日本語、英語、そしてフランス語による『遊ぶ魂 ― 三つの大陸からの声』を制作できる喜びには、言葉に尽くしがたいものがあります。
2005年に、私はテネシー・アット・マーティン大学の歴史学の教授であるアリス-キャサリン・カールズ氏に、ベルギーの国際詩人大会ビエンナーレで会いました。カールズ氏はフランス生まれの方です。以来、10数年の歳月にわたって私たちは友情を培って参りました。カールズ氏には独自の詩の理解の仕方がありました。このCD制作が実現しましたのは、ひとえにカールズ氏の私の詩への熱意の賜物であったといえるでしょう。
 英語の朗読をしてくださいました同大学のアナ・クラーク氏は何年にもわたり、授業で学生たちと共に私の詩を読み、日本文化の理解に努めてくださいました。
ピアノを弾いてくださいました同大学のイレイン・アトキンズ・ハリス氏にも心より感謝申し上げます。ハリス氏はこのCDのための選詩集を読み、曲を選んでくださいました。スタインウェイで演奏された美しいピアノ曲は、三つの言語を結ぶ虹のように感じられます。
 テネシー・アット・マーティン大学の他の多くの皆様のご協力がなければ、大陸を越えたこの企画は実現しなかったでしょう。
制作者すべての平和を希求する目的が、『遊ぶ魂 ― 三つの大陸からの声』に結実しました。このCDが世界の人々に愛されることを願っています。